マリオのはなしをしよう。

この時点で、国内のタイトル9本取ってたんですよね。
『カートアドバンス』4つと『ダブルダッシュ!!』4つと、『カートDS』が1つ。
それで今度は『カートWii』ですね。

お、最近になってきましたね。

発売前から世界大会があるってことはわかっていたのですが、正直やる気無かったんですよ。もうそんな歳じゃないなって。

なんと。
ちょっと冷めてたんですね。

気持ちも変わってきて、極めるっていうよりは、純粋に楽しみたいなぁっていうのがあって。 やらないでおこうと思ったのですが、一番最初の大会が「マリオサーキット」だったんです。 「えー！？これ取らないでどうすんの！？」ってなって。なので、これだけやったら止めようと思ったんです。 今までの大会と合わせてちょうど10個になるし、ちょうどいいやって。
それで10日間の期限だったんですけど…、あれほど廃人になったことはなかったですね。世界が相手なので、手強いかもしれないぞ！って意気込んで。

国内だけではなく、今度は世界ですもんね。

『F-ZERO』の世界記録保持者がいて、世界となるとそういう別のレースゲームの世界チャンピオンも参戦するんです。「できるかなぁ！？」って思って。
結果、2位に1秒以上差を付けて優勝だったんですけどね。

おめでとうございます！（笑
その大会って、どんな内容でしたっけ。

グランプリの1レースだけだったんですよ。^（※1）
あれは試行錯誤しましたねぇ。

コンピュータを交えてのレースだと、運要素も強いでしょうね。

そうですね。
なので、最初にパワフルダッシュキノコを取る、乱数調整の研究から入るんですよ。そのアイテムを出すのに、何位じゃないと出ないっていう確立があるじゃないですか。そのギリギリの順位で、なおかつスリップストリームを使いながらアイテムボックスを取れる配置を探す作業から始めるんです。

ええー！

それで、最初にパワフルダッシュキノコを取って大幅なショートカットをして行ったあと、今度はミドリこうらが連発して出る確立を保ちつつ、クリボーを倒して出たダッシュキノコを取りつつアウトにも膨れずに進んでいくっていう、恐ろしい作業だったんですけど…。

そりゃあ、大変だ…

よし、これで新記録いけるぞ！ってときに、サンダーが落ちてきたり。

うわぁ…。
想像しただけでゾっとします（笑

そういう作業でしたねぇ。

それで見事1位になったんですね。

出したとき、「これは抜かれない！」って確信があったぐらいですね。

さすがです（笑

※１　「マリオサーキット」にて、はぐれワンワンを回避しながらコースを3周する。

この時代になると、大会もオンラインメインになっちゃいましたねぇ。

そうですね。
あ、でもパナソニックセンターで行われた大会がありましたね。

ああ、ありましたね！
ハンドル限定で、大画面でやったやつ。^（※2）

そうです。大勢の前でやらされて恥ずかしかったです。
ハンドル操作はやったことが無かったので、一夜漬けで覚えて優勝しました。

ハンドルでも優勝しちゃったんですか（笑
ということは、写真右端のやつはその大会の景品なんですね。

そうですね。
ハンドル自体も特別仕様で、優勝の刻印がありますね。中から出してませんが（笑

うーん、これは羨ましい…

※２　『「マリオカートWii」パナソニックセンター東京グランプリ』。2008年7月19〜21日にパナソニックセンター東京で行われた。103型フルハイビジョンプラズマテレビで遊べたらしい。

そこからキレイさっぱり辞めるつもりだったんですけど、知り合いに誘われて付き合い程度に遊んでいたんです。 遊んでいるうちに知り合いがどんどん成長していって、色々質問されるんですね。「ここどうしたらいいの？」って。 メール見る度に入ってるんですよ。その質問に答えるために調べていたら、結局自分のモノになって。
で、気がついたら出る大会は6回ほど優勝してたんです。

気づいたら6回って（笑
ちなみに大会って、優勝すると何かあるんですか？

特に何もなかったですね。

オンラインで自分で確かめて知るだけなんですね。

そうですね。
半年で画面消えちゃうんで、知り合いに画面をキャプチャーしてもらいました。