TOPへもどる

ペーパーマリオRPG

パッケージ

発売日:2004年7月22日
価格:5800円(税別)
ジャンル:アクションRPG
プレイ人数:1人
使用ブロック数:17
開発:インテリジェントシステムズ

ゲーム画面 ゲーム画面 ゲーム画面 ゲーム画面 ゲーム画面





ものがたりの始まりはピーチから

マリオの冒険の始まりといえば、だいたい原因はピーチ姫。
それは、もちろん今回も・・・
キノコ王国をめぐる旅に出ていたピーチ姫ご一行。
燃料補給のために立ち寄った町で、古ぼけた地図を見つけた。
物売りの話によると、何でも伝説の宝の地図だとか・・・
それからしばらくしてマリオの家に手紙が届きいた。差出人はピーチ姫。
一人では大変なので宝探しを手伝って欲しいとのこと。
「ゴロツキタウンの港で まってます(ぜったい きてくださいね) ピーチより」
こうしてマリオはピーチ姫の待つ、「ゴロツキタウン」へ出かけていった。


絵本のような紙の世界

このゲームの世界は絵本のようなペラペラな世界。
道に生えている草も、木も紙でできたようにペラペラ。
ページをペラっとめくったり、紙をビリっと破いたり。
ブロックからアイテムが出てくる時もパカっと一瞬開いたり、
店などの建物に入った時もパタパタと壁が倒れて店の内部が見えるようになったりと、
一つ一つが紙の世界を活かした凝った演出になっている。
ゲームキューブになって、『マリオストーリー』からより進化した”紙っぽさ”を堪能あれ。


ペーパーなマリオ

このゲームでは、もちろんキャラだってペラペラ。
そんなペーパーマリオは冒険中に色々なペラっとした能力を授かることになる。
例えば「ペーパーモード」は、ペラっと90度方向を変えるワザ。
ペラペラのマリオが正面を向くと、当然細くなる。
なので、狭い隙間も通れちゃうワケ。ペラペラだから成せたワザ。
ほかに、クルっと体を丸めて転がり、狭い横の隙間を通る「ロールモード」や、
体をパタパタ折りたたんで変形する「ヒコーキモード」や「ボートモード」がある。
ペラペラな能力を活かして、冒険を進めていこう。


冒険の仲間たち

RPGといえば、主人公を支えてくれる頼もしい仲間たち。
本作にももちろん登場。
物知りなクリボーの女の子、ちょっと弱気なノコノコの男の子、
大女優、生まれたばかりの小さなファイター、…などなど個性豊かな仲間が登場する。
『マリオストーリー』では、マリオシリーズに登場した敵キャラが仲間になったが、
本作にはそれ以外にオリジナルキャラもいる。中にはひとクセあるやつも!?
それぞれの能力や個性を活かして、マリオを助けよう。


悪いヤツらをやっつけろ!

旅の道中には、マリオを付け狙う悪いヤツらがウヨウヨいる。
そんなヤツらバトルでやっつけよう。
マリオの主な攻撃方法はハンマーとジャンプ。
ダメージの計算はカンタンで、「攻撃力−相手の防御力」となっている。
例えば、防御力「1」の敵に攻撃力「2」で攻撃すると、相手に与えるダメージは「1」ということ。
さらに、攻撃には攻撃できる”対象”がある。
ジャンプだったらどこの敵へも攻撃できるが、トゲの敵は苦手。
ハンマーはトゲの敵にも大丈夫だが、地上前列の敵にしか攻撃できない、…といった感じ。
新しい武器を手に入れたり、バッジを装備すると、攻撃のバリエーションも増える。
また、攻撃をする時に特定のタイミングでボタンを押す、
「アクションコマンド」を成功させると攻撃力がアップ!


魅せるバトルで盛り上げろ!

…と、ココまでは『マリオストーリー』とほぼ同じです。
今回大きく変わったのは「舞台」
マリオは戦う時、アクターとなりお客さんが見ている舞台に立つ。
見ているお客さんを喜ばせるのも、バトルのポイントとなる。
喜んでもらうには、アクションコマンドやアクロバットをガンガン決めていこう。
たまには「アピール」をすることも忘れてはいけない。スーパースターも大変なのだ。
観客を喜ばせると、「スターパワー」がもらえる。
この「スターパワー」はスペシャル技を使うのに必要な力。
また、観客の中には物を投げてくる客もいる。
それがマリオたちのファンだったら役に立つアイテムやコインを投げてくれるが、
中には石や空き缶を投げてくる迷惑なヤツもいる。
そういう観客は、ちゃんと注意しないとケガしてしまうことも。
舞台自体にもしかけがあり、レベルアップしていけば立派になって観客数も増えていく。
天井からは、ときどきタライが落ちてくることも!?


ペーパークッパRPG

やっぱり事件に巻き込まれ、誘拐されてしまうピーチ姫だが、
それを聞いて黙っていないのがピーチ姫さらいのベテラン、大魔王クッパ。
「ワガハイをさしおいてピーチ姫をさらうとはまったくもって絶対に何が何でも許せ〜ん!!」とお怒りの様子。
「こうしてはおれん!」と、ピーチ姫を奪い返す旅に出ることに。
どうやらマリオが探している伝説の宝にも興味があるようで…。
本作ではクッパを操作するイベントも用意されている。
途中で用意されているミニゲームでは、敵をなぎ倒し、障害物を破壊しながらクッパ様が突き進む!


ペーパールイージRPG

一方ルイージはまたお留守番・・・ではない。
怪物クリキングにさらわれたワッフル王国のエクレア姫を助けるため、旅に出ることに。
仲間を連れて、きせきのらしんばんを求めて世界中を冒険!
…が、クッパと違ってマリオの冒険に直接的な関わりは無い。
冒険の途中にゴロツキタウンに寄ることがあるので、その時に冒険の話を聞くことができる。
ルイージはルイージで大変みたいなので、その苦労を聞いてあげよう。


『マリオストーリー』で楽しさ2倍!

N64ソフト『マリオストーリー』の続編にあたる本作。
システムや世界観など引き継いでる部分もあるので、前作を遊んでいると入りやすい。
また、冒険中には前作に登場したキャラや場所の名前が出てくることも。
と、いうワケで先に『マリオストーリー』を遊んでおくとより楽しめる。
だからと言って前作をプレイしておかないと楽しめないワケではないのでご安心を。


ここに注目!

パッケージは「絵本」をイメージしたデザインになっている。
その見ため通り、暖かくほのぼのとした世界で繰り広げる、飛び出す絵本のようなものがたり。
でも、中身はピリリとスパイスが効いてる部分も。
賑やかだったり、物騒だったり、物静かだったり、美しかったり・・・
今までのマリオシリーズでは味わえなかったロケーションも、冒険をより楽しくしてくれる。
ペラペラだけど厚みのある世界を堪能しよう。







もどる