■名セリフ集 プランター

名セリフが多いマリオRPG。
中でも選りすぐりの名セリフをピックアップ。

第1回目は早口&長いセリフの「プランター」
園芸に燃える彼の熱いセリフをお聞き下さい。
注目すべきは最後(育った後)の文。「。」の少なさが興奮を表しています(笑




(出会ったとき)
私は、園芸家のプランター。
そこのでっかい植木ばちにピッタリの
すばらしい木を求めているのだ。
この世界のどこかに、「よく育つたね」と
「よく育つひりょう」というものが
あると言われているのだが・・・・・・
なかなか見つからないもんだね。


(たねをわたす)
おお、なんと!それは伝説の
よく育つたねではないかと考えるのココロ。
あれはわすれもしない50年前、ぐうぜんに
目にした書物に書かれていたおおきな植物に
心ひかれてから私の人生は変わった。いつか
きっとその植物を自分のものにしてみせると
夜空のお星さまにちかったおさなきあの日。
私はそれをもとめていくせいそう、いろんな
ところを旅し、いろいろな書物を読み、日夜
ケンキュウを重ねてきたのだけれど、やはり
たね本体がないとどうしようもないワケだ。
やはり、私の長い園芸生活をジュウジツさせ
るにはキミのもっているそのたねがひつよう
ふかけつなわけだ、これが。だから、やはり
私はキミの持っているそのたねをゆずってほ
しいのであったりするのだ、これが、ホント。

(マリオ倒れる)
なんじゃ。
いいトシして、落ち着きのない男じゃの。

と、言う事だ。
そのたねをゆずってはくれんかね?


(ゆずる)
おお、ついに探し求め続けた
たねが手に入った!
うれし、うれし。


(ひりょうをわたす)
し、信じられん!それは私が
ずっと探し求めて来たトンダリヤ一族にのみ
伝わるというよく育つひりょうではないか。
私はそのひりょうを探し求めていく千里、な
がきにわたりこの世界を旅し続けてきたが、
ついに手に入れる事はかなわなかった。思い
起こせば3年前イガ谷のどうくつや、豆平原
のトンダリヤ一族を探したものの、手に入ら
なかった。それならば自分でつくろうとして
ケンキュウを重ねてきたのだが、ひりょうを
作り出す事はムリであった。しか〜し、私の
すばらしい園芸生活をジュウジツさせるには
キミの持っているそのひりょうが、ひつよう
この上ないのはあたりまえ。だから、やはり
私はキミの持っているひりょうをゆずってほ
しいのであったりするのだ、これが、ホント。

(マリオ、再び倒れる)
しつこいね、チミも。

と、言う事だ。
そのひりょうをゆずってはくれんかね?


(ゆずる)
おおおおおおおおお!
これで、私が長年探し求めてきた
「たね」と「ひりょう」がそろった!
さっそく、植えてみよう。


(たねを植える)
たねを植えてみたぞい。

(ひりょうをあたえる)
ひりょうをあたえたぞい。


・・・・・・・・、何もおこらんのぉ

(芽がでて、育つ)
わ・・・・、わんだほ〜〜ぉお!?

す、すばらし〜い!!

ついに私の長年のゆめが今、
ここにジツゲンした。今のこの気持ちを何か
例えるならば、それはあたかも当たらないと
思っていた宝クジで1等が当たったような、
いや、ちがうな。そんなありふれたものでは
なくて、もっとコウショウな喜びである事は
当然だけど、ああ悲しいかな、私のとぼしい
ボキャブラリーではこの感動を言い表わす事
はできないのではないかという事実に今気づ
いた次第であったりするのは事実なのだが、
私は何を言っているのか自分でもわからなく
なってきてしまって、もう、このあふれ出す
パトスを押し止どめる事はなんぴとたりとも
できないであろうことはもはや事実とかぎり
なく確信に近かったりするのだよ、これが。
この植木ばちを手に入れたときにはよもや、
この大きさに見合うだけの植物があろうとは
なかなか信じきれなかったのだが今こうして
自分の目でこの植物をみるにつけ、ああ何と
自然とはすばらしいものなのだろうかという
思いを新たにするこの私は園芸家でよかった。

つまり、とってもうれしい。
そういうこと。


(マリオ、やっぱり倒れる)
そこまでやると、
チト 大げさではないかい?






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