平成 新・鬼ヶ島(前編)


発売日:1998年5月23日(ROM版)
価格:3800円(税別)
ジャンル:アドベンチャー
プレイ人数:1人
セーブ機能:バッテリーバックアップ
備考:NP対応
■心温まる”むかしばなし”
「新・鬼ヶ島」とはディスクシステムで発売された、任天堂初のテキストアドベンチャーゲーム。
「前編」と「後編」があり、通して1つの物語になっている。
主人公の男の子と女の子が鬼ヶ島へ鬼を退治する、というありがちな物語のように見えて、
誰もが知っている色んな日本の昔話を題材に、良く練られた話に仕上げられている。
さらに、二人の主人公を「ひとかえる」コマンドで使い分けることにより、
違う物語の展開を楽しめるザッピングシステム的な要素も取り込まれており、
より謎解きを熱くしてくれる。
個性豊かなキャラクター、独特のセリフ、名曲の数々はきっと心に残るハズ。

■外伝話の”平成”版
この「平成」版はその外伝的なおはなしで、お供の3匹が主人公たちと合流するまでの秘話。
ディスク版から受け継がれるコマンド選択式の展開は健在だが、
画面の中で自由に動けるようになったり、ミニゲームなどのアクション要素も取り込まれている。
前編は犬の「りんご」(1話)、サルの「まつのすけ」(2話)の話。
後編はキジの「おはな」(3話)と鬼ヶ島の決戦(4話)の話。
ディスク版を遊んだことない人にもわかるように、物語をちゃんと説明してくれるので初心者でも安心。
さらに、それぞれクリアするとディスク版を遊べるようになる嬉しいオマケ付き。

■マリオさん登場!
りんごの話の一話二章。
庄屋の娘の盗まれたかんざしを探すりんごが、途中おじいさんに会う。
おじいさんが手にしている金色の仏像は・・・マリオ像!?
その後、団子屋さんのあんすけの家に行くと、あんすけが金の仏像に見とれている。
どうやら前からこの金の仏像が欲しかったらしく、ご満悦の様子。
ちなみにこのマリオの仏像は任天堂エンタテイメント店に飾られている黄金のマリオ像と同じポーズなのだ。

■ここに注目!
あんすけの持つ仏像を「みる」と・・・
うーーん、金のマリ・・いやいや金の仏像です。
というメッセージが(笑




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